五年ぐらい前に亡くなった祖父は画家。
幼い頃、たくさんのダルマやオルゴールや変なお面
などがある、おもちゃ箱とおばけ屋敷
を
ごっちゃにしたような薄暗い祖父のアトリエに
よく遊びに行ったり、小学校の自由研究を油絵にして
絵を教えてもらったりし銀座や自由が丘のギャラリーに
個展を見に行ったりしたものだった…
この前地元のギャラリーで祖父のデッサン画を
展示するということで見に行ってきた。
ある程度アートに対しての意識を持ってから見たのは初めて。線のリズム感とか色合いのセンスとか…
子供の私ではわからなかった技術と感性は
もちろん理解出来た。でもなによりその絵に祖父の魂というか想いが確実に息づいているのが伝わってきてなんだか
ぐっときて目頭が熱~くなってしまいました。
たぶん近い関係で祖父の人柄なども知っていたから
よりパーソナルなそういうものが伝わってきたんだと
思うんだけど、でも絵にもそういう想いを伝える力が
あるんだということがわかって絵って改めて素敵だなと
思いました
長野の美術館に祖父の絵を全部寄贈してあるらしいので
こんど見に行きたいな。きっと絵を通して
またおじいちゃんと出会えるはず
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