忍者ブログ

ふわりゆらり

音楽家ふくいかな子の公式ブログです*

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

祖父と出会う

五年ぐらい前に亡くなった祖父は画家。
幼い頃、たくさんのダルマやオルゴールや変なお面などがある、おもちゃ箱とおばけ屋敷
ごっちゃにしたような薄暗い祖父のアトリエに
よく遊びに行ったり、小学校の自由研究を油絵にして
絵を教えてもらったりし銀座や自由が丘のギャラリーに
個展を見に行ったりしたものだった…


この前地元のギャラリーで祖父のデッサン画を
展示するということで見に行ってきた。
ある程度アートに対しての意識を持ってから見たのは初めて。線のリズム感とか色合いのセンスとか…
子供の私ではわからなかった技術と感性は
もちろん理解出来た。でもなによりその絵に祖父の魂というか想いが確実に息づいているのが伝わってきてなんだか
ぐっときて目頭が熱~くなってしまいました。
たぶん近い関係で祖父の人柄なども知っていたから
よりパーソナルなそういうものが伝わってきたんだと
思うんだけど、でも絵にもそういう想いを伝える力が
あるんだということがわかって絵って改めて素敵だなと
思いました

長野の美術館に祖父の絵を全部寄贈してあるらしいので
こんど見に行きたいな。きっと絵を通して
またおじいちゃんと出会えるはず

拍手[0回]

PR

考える人

連日で芝居観劇&電子音楽のイベントに
行ってまいりました。

まずは相方さんの仕事場見学(演出助手で参加)を含め
五大路子さん主演の「ヨコハマキネマホテル」を 観劇。
新しいものを作り出そうとするエネルギーが渦巻いてた
時代を描いていて、それが俳優の演技を通して伝わってきて
なかなかよかったです。
こういう正統派の芝居を観るのは久しぶりだな

で、今日は
日仏学院でアクースモニウムライブコンサート
「CCMC2007」へ。

アクースマティック音楽という、たくさんのスピーカーを
配置してそれを操作しながら演奏する
ミュージックコンクレート
(日常音や騒音を録音してサンプリングする音楽)
の流れを汲んだ電子音楽
目を閉じて聴いているといろんな所から音が降って
湧いてくるようで面白い。
こういう音楽を聴いてると
世間に溢れてる多種多様な音から自分が何を選択し
切り取って貼り付けるかが大事で
それにかかってるんだなと感じました。
私はこういう、音を切り取る作業や
音の方向性を操作する作業を生の音で実現したいな。
大変なんだろうけど。
なんて考えながら聴いてました。

映像作品もあったんだけど目が痛いので
途中で帰ってきてしまいました

そうそう、そのイベントで
長らく連絡取らなくきゃと思いつつ連絡してなかった
作曲師匠に遭遇して久しぶりに話が出来ました。

また改めて連絡しなきゃな。

拍手[0回]

夢の飛行機

久しぶりに詩を書いてみた
高校卒業以来かな。
blogに載せるのも初めて。
見知らぬ人ももしかしたら
読んでくれてたりするのかな…

昨日、初台のオペラシティーにある
NTTインターコミュニケーションセンターの
「Open Sky」展に行ってきました。
(http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2006/OpenSky/index_j.html)
これはメディアアーティストの八谷和彦さんの
飛行装置を作るプロジェクト。
ナウシカのメーヴェみたいなのを実際作ってしまおう
という夢に溢れた内容。
写真や実際に作った飛行機、飛行テストの映像などなど
ほんと楽しかったです。
見に行くというより遊びに行った感覚で
この企画展示+テクノロジーを駆使した
アートの常設展(なのかな?)を合わせて
じっくり堪能すること約二時間弱…疲れました…

でもいい刺激になった。
何かを突き詰めてやるのにも
やっぱりちょっとした夢や遊び心は大切なのです

拍手[0回]

次なるアート

次に見て来たのは
私のお気に入りのギャラリーの一つ、
オペラシティアートギャラリーで開催してた
「伊藤豊雄 建築/新しいリアル」展に
行ってきました。

オペラシティに寄ったついでに見て来たので
全然期待してなかったらすごく面白かった
キーワードは「もの(物質)の持つ力」。
最近自分の中で自然や日常対自分ってことに
焦点を置いて色々と思考してたので
物質の持つ力ってものはだいぶ忘れかけてた…

確かに物質は私達が生きていくうえで
ずっと身近にある存在。
物質なくては今の私たちの生活は成り立たない。
その物質も人工的なものに思いがちだけど
もともとは自然のものから成り立ってるし
もっと「もの」に対して親しみを持っても
いいんじゃないかなあ、と感じさせてくれました

自然も大切だけど「もの」も大切だね

拍手[0回]

ダリを想う

やっとこさダリ展を見て来ました
平日なのに15分待ち。
美術館内に入ってもかなりの混雑具合。

初めて音声ガイドを使って見てみた。
けっこう参考にはなるみたい。
でもダリの絵は象徴的なアイテムや
だまし絵みたいなのが多いから
けっこうシュールレアリズムの中でも
わかりやすいほうなんじゃないかな。。。

シュールレアリズムは私の大好きな分野の一つなんだけど
なにがいいかって謎解きのようで面白い。
不可思議な言葉や絵が多い中でそれぞれ意味があったり
情報量が多い中に本質が意図的に隠されてたり
それを自分で探して見つけなければいけないってのが
こう、自分の感性が試されてるようで楽しい

ほんとはじっくりゆっくり心の眼を開いて
見たかったんだけど
そんな余裕がない混雑具合だったのが残念

そうそう、最近友人から私が好きそうだからってことで
「シュルレアリスム簡約辞典」ってのをもらった。

ほんとこれわけわかんなくて凄い本(笑
いい感性磨きの勉強になりそうです



拍手[0回]

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

プロフィール

HN:
ふくいかな子
HP:
性別:
女性
職業:
作曲//ピアノ/小物楽器弾き/即興演奏
自己紹介:
即興演奏とか
小物楽器演奏とか
作曲とかピアノとか
先生とかカフェ店員とか。

ふらっとひとりでも
ライブします。



<活動>

「秋福音(AKIFUKUIN)」
「川崎テツシと燃えるキリン」
「マルシア=ガルケス」
「なゆたリズム」
「テリーヌとボンボン」(活動休止中)

高校より作曲を始め、
2005年桐朋学園大学音楽学部作曲専攻卒業。
これまでに作曲を
石島正博、二橋潤一、川井学、西岡龍彦に、
ピアノを雨田のぶ子、の各氏に師事。

吉祥女子中学高等学校 非常勤講師
リーヴェロ音楽教室 講師

日常に溢れる様々な風景やモノ、
感情を表現することを軸において活動中。

リンク

最新コメント

(07/14)
(07/11)
(07/11)
(07/11)
(07/11)

バーコード

COUNTER

Thank you!!

Copyright © ふわりゆらり : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]